「勉強は椅子に座って机でする」
「1~2時間、集中してしっかりする」
こうしたイメージをお持ちの方は多いのではないでしょうか。
私はそこまで勉強を真面目にとらえる必要はないと思っています。
その理由をお伝えします。
「勉強は楽しい」と何度も伝える
テレビ、アニメ、ゲームなど、こうした誘惑が小学生になるとグンと増えます。
このような状況で子どもに勉強させるのはとても難しいですよね。
無理やりさせると「勉強=苦痛なもの」という
イメージになってしまい、自分から勉強しなくなってしまいます。
でも勉強する習慣を持ってほしい。どうしたらいいでしょう。
一つの良い方法は、お母さんまたは保護者の方が
「勉強って面白いよね!」
「新しいことを知るのって楽しい!」
と子供に伝えることです。
子どもが小さいうちなら、
「今日も楽しく勉強しよう!」
「得意な計算問題からしようか?」
という言い方をわざとして、楽しく勉強を始めてみましょう。
小学校高学年になるとこの方法は通用しなくなるので
「(教材を見ながら)この問題、面白そうね」
などと言い方を変えていきます。
低学年のうちに「勉強=楽しいもの」と
印象づけていくことが大切です。
何事も始めが肝心なのです。
しかし言葉だけでは限界もありますよね。
お菓子を食べながら勉強しても大丈夫な理由とは?
子どもはお母さんが大好きです。
大好きなお母さんの隣でジュースを飲みながら、
お菓子を食べながら勉強するのは、
子どもにとって「楽しい時間」なのです。
「勉強=楽しい時間」と感じられるように、
多少のながら勉強は大目に見てあげましょう。
教科書やノートの間に
お菓子が入り込んでもいいんです。(でも気になるますよねw)
本人が気づき、お菓子のごみを
捨てるようになるならそれも成長です。
気づいてくれなくって、
どうしても気になるなら後で自分がパパッと
後始末すれば1,2分で解決することです。
母親は、1,2分の後始末というひと手間に
イライラすることが多く必要以上に怒ったり制限してしまいがちです。
でもそれで失うものに目を向けると、
多少のことは目をつぶってやることができます。
そのほうがお互いにハッピーなことって、
とっても多いんです!
世間には「勉強は真面目に、
きちんとした環境でやらせるべきもの!」と
思い込んでいる人が多いように感じます。
勉強を神聖化してしまっているのです。
私は「勉強」というものを、
それほど生真面目に考える必要はないと思っています。
私が学生時代に資格試験の勉強に励んだ時、
通学の電車の中や食事中など「ながら」勉強することで
勉強時間を作り出していました。
小学校低学年のうちなら、お菓子を食べながら、
お母さんと話をしながらでもじゅうぶん勉強できます。
日常に勉強が含まれるような感じのほうが
むしろずっといいと思います。
世間ではやっているリビング学習の真髄はまさにこのことです。
だれでも「嫌なこと」を毎日したくない
今の時代、母親も仕事に家事にとても忙しく
「かまってあげたいけど、忙しくて時間がない」と
なってしまうのは痛いほどよくわかります。
低学年の子どもがやるべき勉強時間はせいぜい10〜15分。
その時間を何とか意識して確保し、
子どもと一緒に「楽しい時間」を作りましょう。
宿題の一部でもかまいません。
少しでも「毎日楽しく勉強する」という習慣を
つけていくことがとても大事です。
子どもだって毎日やるのはたいへんなのです。
無理強いしても、家庭学習の習慣はつきません。
お互いに疲弊するだけです。
本来、小学校低学年くらいまでの子はとても柔軟性があるので
- 学ぶこと
- 知ること
- できないことができるようになること
このことはけっして嫌ではありません。
お菓子を食べながら勉強してもいいんです!
頭を使って糖分が欲しいのかもしれません。
テレビを見ながら勉強をしてもいいんです!
つまらないテレビ番組の間に
宿題を済ませる算段かもしれません。
(主人はそうだったようです)
「こうでなければならない」
ということは意外ととっても少ないものです。
柔軟性を持つようにするととても楽になります。
子供たちはお母さんの笑顔が何より大好きです!
楽しく子育てしていきましょう^^
こちらのコンテンツについてご質問や
ご相談などがあればお気軽にお問い合わせください。