1 勉強しなさいと注意しない

小学生~高校生の親で共通する悩みは、

いくら「勉強しなさい!」と口うるさく怒っても勉強しないことです。

 

でも、よくよく考えてみると「勉強しなさい」と

けしかけて勉強してくれるなら誰も苦労はしませんよね。

 

行動を起こすためには人間には動機が必要です。

 

「知らないことを知ることができる、だから勉強は楽しい」と

勉強に対してプラスのイメージがないといくら命令しても勉強はしません。

 

また、させられるのではなく自分の意思で行わないと持続しません。

 

親としては帰ってきてすぐに宿題をしてほしいのですが、

子供としてはようやく学校から解放されて

 

「気になるゲームの続きをしたい!」

「最近買ってもらったあのおもちゃで遊ぼう!」

 

などと勉強以外のことで頭がいっぱいです。

 

こんな状況で子供が帰ってくるなり

「遊ぶ前に勉強しなさい!」では

子供が喜んで勉強するはずがありません。

 

一つの提案は、「勉強しなさい」と言いたくなった時に

「いつ勉強する?」と言うことです。

 

うちはこの方法でうまくいっています^^

 

この魔法の言葉には2つのメリットがあります。

 

  1. したいことをしてスッキリしたのでスッと勉強モードに入れる
  2. 自分で決めるのでやらされ感がない

 

だれだって「勉強しなさい!」と言いたくなります。

それだけ気にかけている証拠です。

 

気にかけている気持ちをいかにしてスムーズに相手に届けるか?

と考えることが大切です。

 

 

2 親が本好き、テレビをつけっぱなしにしない

自分の子には「勉強しなさい」と言っておいて、

自分はSNSなどスマホに熱中しているのはちょっといただけないですよね^^;

 

テレビばっかり見るなと言っているそばで、

子供とのコミュニケーションよりも

テレビを見ることに熱心なのもいただけないですよね^^;

 

「子は親の背中を見て育つ」といいます。

 

子供に勉強好きになってほしかったら、

自分がそのお手本を示しましょう。

 

英会話や資格試験の勉強をしろとはいいません。

 

読書で十分です。

kindleなど電子書籍の場合は、

子供に聞かれたら「勉強している」と

タブレットやPCを見せながら言えばいいです。

 

子供にテレビやゲームばかりずーっとして欲しくなければ、

自分自身のテレビやゲームを見る時間も制限しましょう。

 

たとえば1日30分まで、または1週間で30×7回分を

日々のスケジュールに合わせて振り分けるなど、

それぞれのご家庭の事情に合わせて、

子供と話し合って決めると良いでしょう。

 

「自分で決める」効果はここでも発揮できますね!

 

 

3 絵本の読み聞かせを熱心にする

絵本好きになると、読み書きが

とてもスムーズにできるようになります。

 

活字になれることで勉強をしやすくなります。

勉強するには教科書を読む必要があるからです。

 

勉強がしやすくなると勉強が楽しくなります。

 

うちの長男が2歳までの頃はとーっても活発な幼児で、

絵本なんて見向きもしませんでした。

 

彼がちょうど2歳になるころ、児童館(子供を遊ばせられる公共施設)で

一冊の本をとっても気に入りました。

 

返す時が来ても「まだ返したくない!」というので

何度も借り続けました。

 

息子に初めて絵本を買うことになりました。

もちろん児童館で借りたお気に入りの絵本。

 

その児童館にいた保育士さんは

「同じ本を読みたがるのはとてもいいことなのよ」

と教えてくれました。

 

それから長男はすっかり絵本好きになってくれました。

 

絵本に見向きもしない活発な子でも

「気に入る絵本」との出会いがあれば、本好きな子になれます。

 

絵本には見向きもしないけど

図鑑は好きというパターンもあります。

 

ポイントは、図鑑を含めたいろいろな絵本を

子供の目に留まる場所にそろえておくことです。

さながら絵本のビュッフェですね。笑

 

うちは幼稚園の年間購読絵本を利用して

絵本をそろえていきました。安価で揃えられるからです。笑

kindleなどタブレットを利用する方法もあります。

 

仕掛け絵本やパノラマ仕立てになっている図鑑のよさもあるので、

そのあたりは柔軟に使い分けていくといいでしょう。

 

「もう小学生なのにまだ絵本が好きになれない、読書きらい」

であっても焦る必要は全くありません。

 

さくママが本好きになったのは19歳です。(遅咲きです 笑)

浪人してたくさんの参考書を読んだ恩恵でしょうか。笑

参考:勉強する目的を見出したのは高3だった

 

本好きになるように導いてくれる

「大好きな本」と出会えるよう仕向けていきましょう。

 

 

4 いつでもどこでも自然に勉強

図鑑を持ってお出かけをして、

「この花の名前は〇〇というんだね~」と

知らないことを知る体験をさせてあげましょう。

 

科学センターに連れて行って、遊びながら科学を学ばせましょう。

 

プラネタリウムにいって宇宙や星座の面白さを一緒に知りましょう。

 

海へ行って、山へ行って・・・アイディアは尽きません。

 

子供は、知らないことを知るのが大好きです。

勉強とは知らないことを知ることなので、面白いものです。

そのことを、体験させてあげましょう。

 

地域の情報誌やサイトに

面白い体験ができる情報が載っているので活用しましょう。

 

さくママの長男が星に興味を持った時、

すぐにプラネタリウムに連れて行きました。

楽しい思い出になっています^^

 

 

5 質問にしっかりと答える

大人にとっては当たり前のことでも、子供にとっては

 

「なぜ?」

「そうなんだ!」

 

と疑問と発見だらけです。

 

子供に「どうして〇〇なの?」などと質問されたら

丁寧に答えてあげましょう。

 

自分自身も分からなくて

すぐに応えられなくても全然大丈夫です。

 

むしろ、分からないことを調べる姿が

子供の良い模範になります。

 

 

6 リビング学習

リビング学習は以前からよく言われていますね。

リビング学習をさせるメリットは3つあります。

 

  1. 親の目が行き届く場所に子どもを置き、集中力を持続できる。
  2. もう一つは学習チェックを親がすぐにできる。
  3. 勉強を楽しくできる

 

参考:ながら勉強でも大丈夫!

 

 

まとめ

以上、すぐに実践できるものばかりなので、

是非ともお試しください^^

 

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