巷では、勉強のできる子は「勉強しなさい」と
言われたことがないといいますが、
それを再現するのはちょっと現実的じゃないと思います。
言わない裏のコツこそ、
皆さんが知りたいことではありませんか?
この記事ではそのようなコツなどをたっぷりとご紹介していきます。
1 小さいころから本人に決めさせる
自己主張を始める2,3歳頃から、
新しい靴やお洋服を自分で選ばせるなど
本人が決める習慣をつけます。
自分で選んだことに対して否応なしに
結果を引き受けなければならないので、責任感が生まれます。
強制されないので何事にも意欲的になれます。
誰だってやらされ感ですることは楽しくないし、
自分で決めることはちゃんとするものです。
さくママの家ではピアノの練習開始時間は本人が決めます。
少し時間が過ぎたら声をかけると、素直に練習を始めます。
さくママが提案したのではなく、
本人が「自分で決める」と提案してきました。
ママ友の場合、
「宿題する時間は自分で決めるから、したかどうか聞かないでくれ」
と当時高校生の息子さんに言われたとのことです。
ママ友は承諾し、息子と約束しました。
結果、みんな知っているような海外の超難関大学に
現役で合格しました!
こんなに能力の高い子供の母親でも
宿題をしたかどうかで気に病むのです。
ママ友は心配しながらも息子を
信頼し、約束を守りました。
息子はその信頼に応え約束を果たしたのです。
2 勉強の習慣づけは早いうちに
低学年のうちに家庭学習の習慣をつけましょう
とはよく言われることです。
幼稚園に入ったときから始める方が
もっとスムーズです。
幼稚園児に机上の勉強をさせるわけではなく、
- 幼稚園のお仕度
- 帰ってきたら洗い物を出す
- 自分でお着換え
など、自分でできることを自分でさせるのです。
年少の子には案外難しいものです。
それでも忍耐強く、一つ一つ教えてやると
年長時には何も言わなくても自分でできるようになります。
出来てないときは、少し声をかけるだけで十分になります。
物事を段取りを自分で考えさせることが
脳の活性化になります。
支度などの段取りを自分で考える習慣があると
宿題をする習慣づけをスムーズにしてくれます。
もう幼稚園時代は過ぎてしまったよ~という方!
何事も気づいた時がスタート地点です。遅すぎることはありません。
- 自分で選ばせる
- 自分で学校の支度をさせる
などなど、今から少しづつ始めましょう。
料理が好きなら何か一品、
下ごしらえからすべての段取りを
自分でさせるのもいいですね。
3 子供とコミュニケーションを心掛ける
情緒的な結びつきがあってこそ、
親のいうことに耳を傾けてくれるのです。
「今日楽しかった?」と聞くよりも
「今日どうだった?」と聞く方が効果的です。
前者だとイエス・ノーで終わってしまいますが、
後者だと回答する自由度が高いです。
今日の出来事を振り返り
自分の言葉でまとめるという作業は
脳を鍛えることになります。一石二鳥ですね^^
4 子供の遊びに付き合う
3と同じく子供と情緒的な結びつきを強められます。
キラキラした笑顔で楽しそうな子供と遊ぶ時間は
親にとっても楽しい時間のはずです^^
自分の遊びに付き合ってくれる、
楽しい時間を共有する経験はお互いに宝となり
信頼関係の土台になります。
また、遊びを通して興味のある学問が見つかるものです。
さくママの長女の場合、
シャボン玉の割れ方に興味を持つ様子が印象的でした。
同じことをしたら同じことがもう一度起こるかなど、
とても興味深くシャボン玉を観察していました。
科学に興味がありそう
↓ ↓
科学館に連れてくと喜ぶかな、
と考えるのです。
そのような視点で我が子の遊ぶ様子を見ると
新鮮で面白いですよ^^
子どもの才能に気付くのも楽しい親の仕事です^^
5 疲れるくらい褒める
約束を守ったり、お手伝いをしてくれたりしたときは
大いに褒めましょう。疲れるくらいに褒めましょう。
こどもは素直なので、また褒められたいがために
より一層褒められたことを頑張るものです。
褒め上手な親の子供はあらゆる方面で
まっすぐにぐんぐんと伸びていきます。
6 親が模範を示す
子供に勉強しなさいと言っている自分は
SNSにいそしんでいるのはちょっといただけないですよね^^;
何か資格を取れと言っているのではありません。
読書で十分です。
7 一日に1回は抱きしめよう
ダイレクトに愛情を伝えることが出来ます!
乳幼児期は毎日当たり前のように抱っこしていたのに、
小学校に入学する頃にはいつの間にかしなくなりがちです。
特に弟妹がいる場合はなおさらです。
さくママ自身、「今日、一回も抱きしめていない!」ってことはよくあります^^;
弟妹がいるなら、なおさら意識して抱きしめることは大切です。
兄姉は弟妹にお母さんを譲ってあげている意識なのですから。
親の愛情を感じるときが子供は一番成長できます。
親の愛情をいっぱいもらった子どもは
安心して外の世界へ羽ばたいていけるのです。
8 勉強したくない理由を知る
もしかしたら最近買ってもらったおもちゃで
遊びたくて仕方ないのかもしれません。
学校で嫌なことがあったかもしれないし
疲れていたり気持ちが落ち込んでいたりするかもしれません。
もしそうなら帰宅後すぐ宿題の約束であっても
「何分間遊んだら宿題する」と約束をして、
臨機応変に対応しましょう。
機械ではなく人間ですから。
勉強したくない原因が勉強そのものだった場合
そうではなく、たとえば読み書きがどうしても苦手など
特別な理由で勉強を「しにくい」場合、
学習障害を視野に入れて対応しましょう。
学習障害を含めた発達障害は、
できない原因を見つけてうまく対応すれば勉強できるようになります。
タブレットやPCを使った学習が
学習障害などの発達障害に効果的と言われています。
9 勉強机はいらない
本人が自分のスペースが欲しいというまで、
勉強机はなくても十分勉強できます。
低学年のうちは学習の習慣づけのため、
むしろリビング学習がおすすめです。
参考:ながら勉強でも大丈夫!
10 興味があることを勉強とリンクさせる
勉強は教科書のみから学ぶものではありません。
日常生活やテレビ、ゲームからさえも
たくさんのことを学ぶことができます。
読み書きが苦手な子どもや小学校低学年に
特におすすめな方法です。
机から離れて、他の方法で学べる方法を見つけましょう。
我が家では
- トランプやウノなどのカードゲーム
- NHKで出てくるようなピタゴラ装置作り
- プラネタリウム
- 科学センター
- 将棋
などが勉強の実践のつもりでおおいにさせています。
どれも子供自身が興味を持った時にすぐに
取り組んだり学べる場所に連れて行ったりしました。
「鉄は熱いうちに打て」です。
こちらから興味を持つように仕向けることもできますが、
本人が興味を持った時にすぐに応える方がはるかに楽です。
また一人一人興味を持つ時期は違います。
各々の成長段階で興味が自然にわくので
焦る必要はありません。
何に興味があるのかは、4 で述べたように
子供の遊ぶ様子から知ることができます。
勉強が遊び感覚になると
子供はどんどん学ぶことに意欲的になります。
そうすると勉強は楽しくなり、成績はぐんぐん伸びます。
まとめ
いかがでしたか?
忙しくても、ちょっとした意識掛けで
すぐに応用できることばかりなので
どんどん活用しちゃってください^^
このコンテンツについてご質問や
ご相談があればお気軽にお問い合わせください。