
自己肯定感とは、自己を肯定する感情のことです。
自分のことが好き、自分の可能性を信じられる気持ちのことです。
自己肯定感には自分の長所だけでなく
短所も含めて自分自身を受け入れられることも含まれます。
自己肯定感が高いと、逆境のときでも強くあることができます。
我が子の自己肯定感は高い方がいいに決まってます。
順番にみていきましょう。
子どもの自己肯定感を高めるとどんな効果がある?
人間には4つのタイプがある
自分 | 他人 | |
タイプ1 | 嫌い | 嫌い |
タイプ2 | 好き | 嫌い |
タイプ3 | 嫌い | 好き |
タイプ4 | 好き | 好き |
自己肯定感が高い子どもはどのタイプになると思いますか?
そう、タイプ4になります。
自己肯定感が高い子どもは自分の短所を受けいれられるので、
他人の短所にも寛容なのです。
自己肯定感の高い子どもは人間関係を上手につくれるので、、
多くの人から助けられて人生の逆境を乗り越えやすくなります。
自分の長所にも短所にもポジティブなので、
自分の力で人生を切り開いていく力があります。
自己肯定感の高い人の特徴
自己肯定感の高い子どもは、
- 自分に自信があり、
- 何事にも挑戦していくことができ、
- 自分の意見をはっきりと言え、
- 自分自身を大切にでき、
- 心に余裕があるので
他人に優しく接することができます。
「そういえばあの人(あの子)が当てはまるかも」と思い当たる方は
きっといるかと思います。
自己肯定感が高い原因って?
生まれ持った性格が良い場合もありますが、人格の形成には
親から受けた愛情や声掛けが大きく影響しています。
つまり、これからの声かけや接し方を工夫すれば子どもの
自己肯定感を高めることができて、先ほど思いついた人のように
なることが出来るのです!
では子どもの自己肯定感を高めるには、
具体的にどのような声掛けや接し方がいいかを見ていきましょう。
①子どもの話に耳を傾けよう
自己肯定感は、自分を認められることで養われます。
子どもの自己肯定感を高めるために、子どもの気持ちを受け入れ
話をよく聞くことを心掛けましょう。
聞き上手になるためのコツ
会話は自分の気持ちを最も伝えられる方法です。
子どもは、話を聞いてもらえただけで「自分は愛されている」ということを
実感することができます。
子どもが悩んだり困ったりしていると、親というのはついアドバイスをしたくなります。
子どもの自己肯定感を高めるため、また問題解決力を養うために、
アドバイスしたい気持ちをグッと堪えましょう。
まずは、子どもの悩みや困っていることの話に耳を傾けて理解を示しましょう。
あくまでも聞き役に徹することがポイントです。もう小学生になのだから、子どもの
内にある力を信じましょう^^
②子どもの自己肯定感を高めるために褒めよう
以下の記事は、褒め方について詳しいコンテンツですので
褒め方については以下の記事を参考になさってください。
何をどう褒める?
子どもを褒めるポイントは、成し遂げた結果より、
その過程で努力したことを褒めることです。
たとえば、催促されなくても自ら宿題をしたときに、宿題の成果ではなく
自ら宿題をした姿勢を褒めます。
たとえその成果が悪くても、それは大きな問題ではありません。
子どもが自ら宿題をした姿勢、頑張りを褒めると、それは子どもにとって
大きな励みになり、次はもっと頑張ろう!と思い、結果、成果が上がります。
③性格ではなく行動の悪い所を指摘しよう
子供を叱るときには「〇〇したのはよくないことだよ」とわかりやすく、
行動の悪い所を指摘してましょう。
とはいっても、これは本当に精神の修業が必要なことです( ;∀;)
特に男の子は女の子に比べて、何度でも叱られるようなことをします。
その都度、怒りに任せずに行動だけを指摘するのは親にとって大きな試練です((+_+))
私自身も試行錯誤中です。でも、その中で親子共に成長できるし、
確かに価値のある努力だと実感しています^^
怒るのでなく効果的なり方ってあるの?
まずは問題行動をした理由を聞き、受け止めましょう。
そのうえで、行動を改めるように諭しましょう。
子どもが自分を受け入れられていると安心できると、
問題行動を指摘されても素直に聞き入れられます。
自分に当てはめてみると、納得できますよね^^
④スキンシップは子どもの自己肯定感を高めるのに最適!
スキンシップは言葉以上に子どもに気持ちを伝える方法です。
スキンシップの効果ははかり知れない!
スキンシップを取ると、子どもに安心感を与え、愛されていることを伝える効果があります。
スキンシップによる子どもの自己肯定感を高める効果はとても大きいのです。
でも日本人って、スキンシップの習慣がないのでつい忘れがちです。
忘れないために、スキンシップを取るタイミングを決めてしまうのです。
さくママは、子どもを登校や登園で見送るときにハグし、
「愛してるよ」と伝えるようにしています。
たったこれだけで、子どもから私にハグすることが増えました!
ひとたび習慣化すると楽だし、こんな楽な方法で子どもの自己肯定感を高めることが
出来るので是非ご家庭に合った方法を考えて実践してみてください^^
スキンシップよりも簡単な方法とは?
アイコンタクトも大切です。
子どもの話を聞くときはもちろん、会話していないときでも子どもを見つめましょう。
「目は口程に物を言う」というように、見つめることで「愛しているよ」と伝わります。
さくママは、子どもを登園や登校のときに、見えなくなるまで子どもを見送ります。
⑤感謝の気持ちを言葉にしよう
「ありがとう」という言葉は努力を認め、良い評価されていることを実感できる言葉です。
子どもの自己肯定感を高めることにつながることはもうお分かりですよね^^
子どもがお手伝いをしてくれたとき、気遣ってくれた時など、子供が良いことをしたら
忘れずに感謝の気持ちを言葉で伝えることを習慣にしましょう。
そうやって育てられた子どもは他人に対して
感謝の気持ちを自然に持つことができます。
まとめ
お手本をみせよう
親自身の自己肯定感も高めましょう。
子供に自信をもって自分の大切さを教えるためには、
パパやママ自身が自分自身へ愛情をもち、自己肯定感をもっていることが大切です。
子供を育てることは苦労の連続で、時にへこむことはありますが、
大人も「自分はダメな親だ」とは思わずに、
自分自身の個性を信じる態度を子供に示しましょう。
自分自身に余裕ができると、子どもに対する態度や言動がよい方向に向かいます。
親子で個性を大事にできるようになれるといいですね^^
ではさくママでした。
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