
「ピアノを弾けるようになりたい!」と、一度は
考えたことがある人は多いと思います。
「ピアノを趣味に出来たらいいなあ~」という声をさくママの周囲でも
よく聞きます。
「子どもにピアノを習わせたい、興味を持ってほしい」という声も
よく聞きます。
ピアノを弾けるようになりたい気持ちがあっても「難しそう」と躊躇したり、
練習を始めてたら思いのほか難しくて習慣化させる前に諦めてしまったり
する子どもはとても多いです。
さくママの子どももピアノの練習が習慣化するまでは「やめたい」と言って
大変な時期がありました。
この記事では、せっかくピアノを始めたのに習慣化せずに辞めてしまう原因と、
ピアノを弾けるようになるためのモチベーション維持のコツを自身の経験を交えながら
紹介していきたいと思います。
子どものピアノの練習が習慣化しない原因とは
ピアノを弾いている姿を見ると簡単そうに見えます。
でも実際に弾いてみるとなかなかうまく指が動かず、
思いのほかうまく弾けないのでピアノに対するモチベーションが一気に落ちてしまいます。
子どもに限ったことではありません。大人でも同じです。
ピアノが続かない原因って?
- 楽譜を読むのに時間がかかる
- 指使いが分からない
- 鍵盤のどの場所を弾くのか探すのが大変
この3つを理由にピアノのお稽古をやめてしまいがちです。
逆に、やめる原因を一つ一つなくしていけば
子どもでも大人でもピアノのお稽古を続けやすくなります。
ピアノのお稽古を続けていくためのコツ
まずは簡単なレベルから始めて自信をつけること、
なによりピアノを楽しむことが大切です。
少しずつ楽譜に慣れ、少しずつ鍵盤で指を動かすことに慣れていき、
時間をかけて積み重ねていくことが大切です。
ピアノは覚えることも多く大変ですが、
積み重ねていけば必ず弾けるようになり上達する楽器です。
1.習慣化するまでピアノの練習につきあう覚悟を持とう
何より必要なものは?
子どものピアノが続くかどうかは、親の根気にかかっています。
嫌なことがあったとき、ピアノを弾いて気分転換♪、毎日弾かずにいられないくらいに
なるまで、毎日毎日練習に誘い励まし教える覚悟、根気を持つことです。
ピアノの練習が習慣化するまでどのくらい?
一般的に習慣化するには3週間かかりますが、子どものピアノの練習を習慣化させるには
もっと時間がかかる気がします・・・。
ある子どもはスッと習慣化したけど、別の子どもでは習慣化するまでに
ものすごく時間がかかるといった個人差はあります。
さくママの子どもは後者のパターンでした。
親がイライラしやすい性格だったり、ピアノを始めた時期が
早かったりなど原因はいろいろ考えられます^^;
ピアノをやめたいと言ってきたらどうすればいい?
最初はとても簡単な楽譜からスタートしますが、
練習用の教本が次のものに変わるとき、練習曲との相性が悪く
弾きにくいとき、いつもよりも疲れているときなどなど、
練習することが嫌になるときが必ずやってきます。
たとえピアノの練習は習慣化しても嫌になるときは必ずあります。
そのとき、どうやって子どもをピアノに向き合わせるのか。
さくママの場合は、子ども自身がピアノに興味を持ち、
ピアノを習うことを決めた時に一つの約束事をしました。
「ピアノを習うなら毎日練習すること」
子どもが練習をしたがらないときに、この約束を思い起こさせることは効果的でした。
「やめたい」と言ってきたとき、まずは理由を尋ねました。
さくママの息子の場合は楽譜の音を覚えるのがつまらなかったり
先生に自分の意見を言えなかったりしたときに「やめたい」と
言い出しました。
音符覚えについては、「覚えたらもっと練習しやすくなるし、
もっとピアノが楽しくなるよ、覚えてみてからまた考え直そう。
覚えることは頑張ろう」と努力の効果を伝えや目標を立てました。
先生に言いたいことが言えなくて辞めたいと言い出した時は、
本人には「言わないと分からないよ、ちゃんと言葉で伝えよう」と説得し、
先生には「問題行動を起こしたのは、言いたいことを言えなかったから
とのこと、こういう時はこういう行動パターンを起こすので、そのような時は
このように接してやってください」と息子の取説的なことを伝えました。
さくママの息子はグレーゾーン的な部分があるのでね…^^
要は、原因を知り、適切な対策を取ることです。
それ以来、息子が問題行動を起こすことは減っていきました。
だんだんとピアノの練習に根気よく取り組めるようになり、忍耐強く
なりました。
嫌なことがあったとき、気分転換のためにピアノを弾きたいと言い出した時は
びっくりしました。
今では、ピアノの練習をするタイミングを自分で決めさせて
自ら練習するようになりました。
もし忘れていたら、「ピアノはいつする?」と聞くと
こうなるまでに1年くらいかかりましたが^^;
「あ!忘れてた~」と言って素直に練習します。
いつまでも大変ではない
ある程度弾けるようになって自信がつくと、
ピアノの練習に付き合うのはどんどん楽になりますよ^^
さくママの子どもやピアノのことについては以下の記事も参考になさってください。
2.褒めて褒めて褒めまくろう
ピアノの練習を毎日するのが習慣化するまでは本当に大変です。
練習に付き合っているうちに「まだ覚えられないの~」と
イライラするものです^^:
子どものピアノの練習に付き合う方も大変ですが、練習する方はもっと大変です。
頑張る子どもを褒めることだけは忘れないようにしましょう。
「ほらできた!」
「できるじゃん!」
「今日も頑張って練習できたね」
これ、さくママが毎日言ってる誉め言葉です。笑
イライラしてつい子どもに暴言を吐いてしまっても、
それ以上に褒めるように心がけるだけで全然違いますよ^^
子どもの褒め方については以下の記事が詳しいです。
3.目標をつくる
子どもがピアノ教室に通っているなら発表会や演奏会など、
披露する機会があります。
是非、積極的に参加させてみてください。
発表会では人に披露するから、練習へのやる気が断然変わってきます。
ピアノに限らず何事も人に披露して認めてもらうことは
上達する上で欠かせません。
ピアノ教室に通っていない場合では、
発表会を自分たちで用意するといいでしょう。
親族に披露したり、地域などでタレントショーがあれば参加するのも良いです。
小さな目標設定も大切
発表会以外でも、小さな目標を作りましょう。
さくママの家では、毎日5回練習するようにしています。
〇分間練習すると決めるよりも、回数を決める方がいいです。
毎日続けやすい回数を、子どもの年齢に応じて決めましょう。
いったんピアノの練習が習慣化すれば、勝手にピアノを弾き始めたり
5回以上弾いたり練習曲以外の曲を弾いたりするようになります。
そうすると、親のすることは褒めるだけ。
楽になりますよ~^^
では、さくママでした。
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