夏休みの読書感想文や夏のドリルをサポートするなかで、

 

うちの子読解力なさすぎじゃない?

国語の教え方って難しい

 

って思いませんか?

 

さくママ自身そう思いました^^;

小1に読書感想文って無理だろーっ」って(笑)

 

国語の点数を上げるテクニックはありますが、

一番の得点源になる読解問題を解く力はテクニックで

補えるものではありません。

 

どうすれば読解力が身に付くのか?

すぐにできる方法をピックアップしました。

 

国語はすべての教科の土台

  • 読み解く力
  • 表現する力
  • 言葉の力

 

国語はすべての学習の土台となります。

 

国語力がないとテストの問題の意味がわからないし、

教科書を読むのが大変で苦痛になってきます。

 

教科書には普段の話し言葉で使わない言葉が

教科書にたくさん出てくるからです。

 

たとえば小6の理科の教科書に

「クワガタムシはおもにコナラやクヌギなどが生える広葉樹林に住んでいます。…

クワガタムシのいる広葉樹林以外でも、植物は標高と場所で生えている場所が違ってきます」

とありますが、

 

おもに」「広葉樹林」「標高」は、

子どもたちのふだんの話し言葉では出てきません。

 

勉強で使う言葉は普段の話し言葉とは違います。

教科書をスラスラ読むためには

語彙力、読み解く力や表現する力といった国語力を

身につけることが必要不可欠です。

 

ではどうすればいいのか?

 

  • 教科書を音読すること
  • たくさんの本を読むこと

 

が効果的です。

 

音読の効果は一石二鳥

音読とは声に出して本を読むことです。

音読の効果は計り知れないものがあります。

 

一番目に見える大きな効果は、授業についていけるようになることです。

 

「主人公の気持ちが書いてあるところはどこですか?」と

先生が問題を出したとき、音読を10回以上している子と2,3回しかしていない子では

答えの見つけるスピードが全然違ってきます。

 

音読を10回以上している子は2,3回しか読んでいない子よりも

答えを早く見つけられます。

 

音読を10回以上している子は授業についていけるので

授業が苦にならず楽しい時間になりますが、

 

音読をあまりしていない子は授業についていくのに必死になり

勉強が苦しい作業になります。

 

音読が苦手なら追い読みで

小学校低学年などで「わ…た…し…は…」といった具合に

音読するのがやっとの場合には追い読みが効果的です。

 

追い読みとはかえるの歌の輪唱のように、

誰かが読んだことを続けて読むことです。

 

できないことを無理強いするとストレスになり

勉強が嫌になってしまうので、できることからしていきましょう。

 

今回の場合は、おうちの方などの大人がまず読んで

それに続いて子どもに読ませます。

読める程度に応じて、大人が一度に読む文の長さを調整します。

慣れてきたら、徐々に一度に読む文を長くしていきます。

 

たとえば、

「これは」「わたしが」「小さい」「ときに」「植られた」「木です」

「これは、わたしが」「小さいときに」「植えられた木です」

「これは、わたしが小さいときに」「植えられてた木です」

「これは、わたしが小さいときに植えられた木です」

 

といった具合に段階を踏んでいくことがポイントです。

 

読書なくして国語力アップはあり得ない

さくママの周囲で読書好じゃなくて

学校の成績が良かった人はいませんでした。

 

さくママ自身が読書に目覚めたのは大学に入ってからで、

それまでの間は国語に伸び悩んでいました。

 

テクニックで点数は取れても、読解問題はあまりできないので

どうしても点数が伸び悩んでいました。読解問題が一番の得点源ですからね。

 

子どもの家庭学習を見るときも国語の教え方には苦労しています^^;

読解力はこちらが授けられるものではなく、自分で獲得するものですから。

 

どうやって読解力を獲得するのかというと、大量の文章に触れること、

つまりたくさんの本を読むことです。

 

読書の効果は読解力がつくだけではありません。

語彙力もつきます。

 

読書によって語彙力がつくと教科書をスラスラ読めるので

勉強が苦になりません。

 

読み聞かせから始めよう

「小学生に読み聞かせ?え~?今さら?」と感じるかもしれませんが、

小学校低学年ならまだまだ読み聞かせは大好きです。

 

さくママの小1の息子はもう十分自分でスラスラ読めるのに

いまだに読み聞かせが大好きです。

 

小学校高学年になると思春期に入り口で多感になってきているので

違った意味で効果的です。

 

読み聞かせの効果は本に親しむこと以外でもあって、

親子の絆が深まることも挙げられます。

 

お話が面白くて聞き入っているというより親の声を聴いて

安らいでいるんじゃないかって思うときがあります。

 

のめりこんで読んでしまう本との出会いを探そう

さくママの第一子の息子はものすごく元気いっぱいな男の子で、

児童館などの読み聞かせの時間でも一人だけワーッと走り回っていました。

 

が、2歳になって本人が大好きな車の仕掛け絵本に出会ってからは

その本ばかり何度も読むよう訴えてくるようになりました。

 

それからは車が出てくる絵本をよく読み聞かせるようになり、

「寝る前は読み聞かせの時間」が習慣になってきました。

 

幼稚園に入ってからは年間購読絵本を購入してお得に絵本を増やしていきました。

 

第二子の娘はお兄ちゃんの読み聞かせを見てきたから

自然に絵本好きになりました。

 

同じ本を読みたがるのはいいことだからとことん読んであげて~

と児童館の保育士さんにアドバイスされました。

 

児童館で運命の出会いとなった絵本はぼろぼろに

なるくらい何度も読んだので主人も私も絵本を見なくても

暗唱できるくらいです。

 

図鑑から本好きになるパターンもあるので、

いろんな本を子どもの手に届くところ目に留まるところに

置いて仕掛けましょう。

 

  • 子どもの興味をひく絵本から始める
  • 図鑑などいろんな本を子どもの動線に置く

 

そうすればいつか子どもが本好きになれます^^

 

夏の読書感想文対策

ポイントと思うところに線を引く

後で線を引いたところだけ読み返すと本全体の趣旨をつかみやすくなります。

 

線を引きながら読むことはさくママの息子に実際にさせた方法です。

長文を読んで全体のポイントを頭の中で整理するのは

小学校低学年にとって大変な作業です。

 

親子で交換日記

これはさくママの姪がしてたことで、父親が仕事で忙しくて

子どもとコミュニケーション取る時間がないので始めたそうです。

 

自分の書いたことに父親から質問の返事があって、

それにちゃんと伝わるように返事を書いて…を繰り返すうちに

自分の言いたいことを書く力が自然についてきたようです。

 

夏休みの作文で困ったとこはないそうです(!)

 

楽しみながらするのがポイントですね^^

交換日記は友達同士で初めても良いし、お手紙の交換でも

楽しみながら作文力が身に付きそうです。

 

最後に

国語で伸び悩むと他の教科も伸び悩むことになります。

反対に国語力があると他の教科の伸びしろも大きくなります。

 

すぐに始められる方法ばかりなので、

是非来年の夏休みの宿題の読書感想文は楽々できることを

めざして今回提案したことを実践してみてください^^

 

ではさくママでした^^