算数はできるできないがはっきり分かれる教科ですが、
家庭でタダですぐできる方法で算数力を伸ばすことができます。
普段の生活のちょっとした心がけで
すぐにできるものばかりなので、ぜひ取り入れてみてください。
算数を生活の中に取り入れよう
買い物の時に計算させる
お菓子を買うとき、合計で100円以内になるような
組み合わせを考えさせます。
お菓子の合計額は100円でなくてもご家庭で決められる金額で構いません。
計算させるのがねらいです。
同じ答えにたどり着く方法はいろいろあることを
教えると算数の面白さを体験できますよ。
たとえば29円を30円、69円を70円として計算して後から-2する。
30+70-1-1=98
29+69=98
どちらの計算方法でも同じ答えにたどり着きます。
面白いくらい良い反応してくれますよ^^
以下の記事もご参考ください。
お菓子を均等に分けさせる
3時のおやつがクッキーやグミなど同じ大きさで数えられるなら、
食べる人数分で同じ数になるように分けさせましょう。
自然と数の概念を教えられます。
年少ぐらいの幼児からでもできます。
小学生になったらお菓子を使って
足し算や引き算、掛け算や割り算も教えられます。
お菓子の時間が算数の時間になります^^
結構楽しんでくれますよ^^
数を指定して卵焼きを切らせる
卵焼きを家族の人数分になるように切らせると、
分数の概念を教えることができます。
包丁の使い方も教えることができて一石二鳥です。
車に乗っているときはナンバープレートを使って計算
目の前の車のナンバープレートの数字を使って結果が〇〇になるように
足し算、引き算、掛け算、割り算をさせます。
たとえば 1,2,3,4 の数字を使って答えが2になるような式を作る場合。
2×3-1×4=6-4=2
といった感じに計算させます。
大人でも結構楽しくできるので、渋滞中などおすすめです。(笑)
ml、dl、lを使って料理のお手伝い
カレーやシチューの水を入れるとき、水を測らせましょう。
普段おつかいの計量カップがあればいつでもできます。
牛乳パックを使って1ℓ、500㎖、1㎗(100㎖)を図らせるのもいいですね。
1㎖の量を教えたいときは、電子タイプのはかり(スケール)があれば
便利ですね。
塩やドライイーストなど少量を量るときにお願いすると一石二鳥です。
楽しみながら自然に学ぼう
「好きこそものの上手なれ」
というように、楽しみながらすることが一番身に付きます。
勉強に苦手意識があったり勉強の意欲がない子どもに
ドリルをさせてもあまり身に付かないものです。
でも、楽しみながら遊びながらの勉強ならしっかりと
身に付きます。
大好きなお母さんやお父さんと一緒に何かをしながら
教わるのもポイントです。
たとえ小学校高学年でも親と何かを一緒にするのは
楽しいし嬉しいもので、親子のコミュニケーションのきっかけにもなります。
家庭で算数の基礎を教わりながら小学校でも
算数を学ぶとものすごい相乗効果を発揮します。
基本的なことを知っている状態で授業を聴くので
授業内容がよく分かり、達成感や自信につながります。
反対に学校だけで算数を学ぶとどうしても
イメージがわきにくくなるので、次第に授業についていけなくなりがちです。
結果、「算数は苦手」と思い込んでしまうようになります。
毎日の生活の中でも少しの心がけで算数は教えられるので、
ぜひ取り入れてみてください^^
ではさくママでした。