今回は子どもを伸ばす方法の一つである
ピグマリオン効果についてお伝えしたいと思います。
子どもの可能性や才能を伸ばしたいなら、
親が子どもの可能性について前向きにとらえることが不可欠です。
子どもに対する前向きなとらえ方が子どもをグンと伸ばすからです。
以前にテレビで、貧乏なのに子どもが自力で東大に入った
家族へのインタビューがありました。
- 貧乏なのはどうしようもないから明るい貧乏を心がけること
- 疲れるくらい子どもを褒めること
を意識してきたそうです。
以来、さくママ自身も疲れるくらい子どもを褒めるように努めています(笑)
貧乏ながら大成された方、コロッケさんとか結構いらっしゃいますが
皆さん親子関係がとても良いし、親にとても感謝していらっしゃいますね。
子どもを伸ばす方法の一つであるピグマリオン効果とはどのようなものか
ピグマリオン効果を実践する方法とは何なのか?
今回はこのことについて詳しくお伝えしていきたいと思います。
ピグマリオン効果とは
ピグマリオン効果(ピグマリオンこうか、英: pygmalion effect)とは、教育心理学における心理的行動の1つで、教師の期待によって学習者の成績が向上することである。
子どもの可能性を肯定的にとらえたときの効果を実験的に調べたのが
ハーバード大学のローゼンタールという心理学者で、その実験で得られたのが
ピグマリオン効果という原理です。
どのような実験かというと、以下になります。
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「この子は伸びる」と教師に思われた子どもは実際に伸びたというのが
この実験の結論です。
ピグマリオン効果は教師と子どもだけのものではなく、
- 上司と部下
- 親と子
でも当てはまります。
伸びると信じるだけで伸びてくれるならこんなにありがたい話はありませんね^^
ぜひ、子どもの可能性を信じたいところです。
でも四六時中一緒にいると、つい子どもの足りないところが
気になってしまいますよね。
母親ならなおさらだと思います。
親自身プラス思考ですか?
子育てはもちろん、仕事や家事などあらゆる面に対する考え方は
プラス思考ですか?
まじめな方ほど「〇〇でなければ~」の意識が強いので
〇〇できないときに自分を責めることが多いのではないでしょうか?
子育てでも「〇〇できないのはよくない」と子どもに厳しくしてしまい、
自分をも責めてしまって落ち込んで…となりがちではないでしょうか?
この思考のままで「子どもの可能性を前向きにとらえる」のは難しいので
この辺で自分自身に対しても子どもに対しても考え方を思い切って変えましょう^^
ローゼンタールのたった1年間の実験でも明らかな結果が出たのだから、
親である私たちが子どもの可能性を一生涯信じ続けたらとんでもないことに
なります。
これから一生涯かけてピグマリオン効果の実験を自分の子どもたちに
してましょう。
子育てだけじゃなく自分自身の人生にも良い変化がありますよ^^
プラス思考になるための3つの提案
とらえ方を前向きに変換する
長所と短所は表裏一体です。
- トロい子 → おだやかな子
- 自己主張が強い → 自立している
といった感じで、短所が気になった時は
その裏にある長所を思い出します。
鳥の目で見てみる
「ものを片付けられなくてだらしないなあ」と思ってしまうときに
「怒りっぽくなくて穏やかなところがいい」と前向きに考え直してみることです。
ちなみに上記はさくママの長女のことです(笑)
いろんな角度から評価してみる
「減らず口で腹立つなあ」と思うときは、「負けず嫌いだから伸びる」と
違う角度から前向きに評価します。(さくママの長男のこと。笑)
「言わないと片付けない」とあきれてしまうときは、
「弟の面倒をよく見てくれるし家事もよく手伝ってくれる」と
別の面から評価しなおします。(長女のこと。笑)
そうすると、心がフッと楽になりますよ^^
自分ではなかなか難しいときはご主人など別な人に
新しい角度からの評価を言ってもらいましょう。
慣れるまでは試行錯誤ですが、いったん習慣化すれば
楽になりますし、だんだん自分の思考パターンとして身に付いていきます。
親が変われば子どもも変わる
子どもは親の前向きな努力にすぐに気づき応えてくれます。
さくママ自身の試行錯誤のなかでいつもこのことを感じ取ってきました。
親が努力していると子どもも努力することを覚えます。
親子ともに努力してそれぞれに幸せな人生を歩みましょう^^
ピグマリオン効果を信じて子どもの良いところに目を向けて
可能性を信じ続けてみましょう。
さくママは一生涯かけてピグマリオン効果を実験したいと思います。笑
以下の記事もご参考になさってください。
ではさくママでした。