2学期が始まったばかりの朝食の時間、小1の息子が
「〇〇君、夏休みの宿題全然終わってないから持ってきていなかった」
と唐突に教えてくれました。
かなりびっくりしました。
夏休みの宿題は追い込みでも何でもいいから終わらせるものだと思っていたので。
「他にも宿題できていない子いた?」と聞くと
「あまりたくさんじゃないけどいた」と教えてくれました。
夏休みの宿題を管理するのは親の責任だと思っているので、
子どもがかわいそうでなりません。
このままだとどんどん差が開く一方で、取り返しがつかない時期が
来るんじゃないかと思うと本当にかわいそうでなりません(/_;)
親が子どもの代わりに宿題をするケースとか
宿題を子ども任せにしていたら夏休みの終わりが近づいてきて
今年も追い込みパターンといったケースもよく聞きます。
厳しく管理して子どもが反抗してくるのを恐れて
子どもの自主性に任せる(放任?)タイプ、
または管理することをあきらめているタイプの親に多いケースです。
共通しているのは、夏休みの宿題の適切なサポート方法が分からないことです。
適切なサポート方法さえ分かれば子どもが嫌がらずに
宿題をしてくれるようになります。
適切なサポート方法とは
とにかく努力を褒める
結果ではなく努力を褒めることがポイントです。
努力しても結果が出ないと親に認めてもらえないとなると
勉強に対するハードルが高くなり、勉強することが嫌になってしまいます。
褒め方については以下の記事が詳しいです。
→ ピグマリオン効果で子どもの可能性をグンと伸ばす3つの方法
取り組むタイミングは本人に決めさせる
さくママの場合、宿題をする前に子どもが「ゲームしたい」「テレビ観たい」と言ってきたら
「宿題(終わった後なら勉強)はいつする?」と尋ねます。
見たい番組を見た後、ゲームを1回した後など
本人の都合のいいタイミングを言ってきますが受け入れます。
それで約束を忘れていたときは
「ほらもうおしまいで宿題の時間じゃないの?」というだけで
「そうだった(とぼけてる?笑)」といって取り組んでくれます。
本人に決めさせるのがポイントです。
勉強はいやいやしても効果的じゃありません。
ある程度リラックスした状態の方がずっと効果的です。
時間管理の能力や自制心も養うことができます。
干渉しすぎない
親が子どもの代わりに宿題をすることはもちろんのこと
正解や方法を先に教えすぎないことです。
親なので正解や正しい解き方を知っています。
どうがんばっても親の思う正解を子どもが出せないことがあります。
特に低学年。
その場合は
しっかり解説することで、子どもに親の知恵を伝授できます。
そうではなくヒントを与えたり考える時間を与えれば
正解にたどり着けそうな場合は見守ります。
適切なタイミングでヒントを与えます。
分からないと言ってきたときとかは分かりやすいタイミングですね。
夏休みは勉強のやる気が起きないもの
宿題を毎日1時間したとしても他の時間は遊びたい放題です。
夏休みはだらけて当然です。
子どものやる気に任せていたらどんどん宿題は先延ばしになって
後で親子ともに大変なことになります。
そんな親子が結構多いことにこの夏は驚きました。
子どもの家庭学習をしっかり見ているママ友に聞いても
「夏休みはだらける」と同じ答えです。
多少のだらけた態度や汚い書き方は大目に見て、
とりあえず毎日少しずつ進めていきましょう。
夏休みに完璧を求めると親子ともに疲れて息切れしますよ。
うちの今年の夏休み
※ あくまでイメージですがこんな感じのファニーな息子です(笑)
6月から始めた学研ゼミでの学習習慣があったので、
夏休みの宿題をさせるのはあまり苦労しませんでした。
午前中のどこかのタイミングで10分程度夏休みの宿題を
させていました。
調子がいいときは10分以上したこともあり、本人の気の済むまで
させていました。ドリルがどんどん進むのは楽しかったようです。
苦戦したのは作文でした。
ドリルなど本人の力で出来るものはマル付けの時の確認程度のサポートでしたが
苦手なものは一緒に取り組むようにしていました。
「作者の言いたかったこと」がどんだけヒントを与えてもわからないようなので、
今回は息子なりの答えのまま提出させました。
今思えば正しい答えとその解説をしてやればよかったと後悔しています。
そのことを通して読解力がついていくので。さくママも試行錯誤してます。
今回の反省をいかして、これからは絵本や本を読み終えた後
- どんなお話だったか
- 何が一番印象的だったか
- 作者は何を伝えたかったか
聞いていこうと思います。
ただ絵本や本を読むだけでは読解力はつかないことが分かったので。
そうしたら来年の読書感想文はもっとうまくいくかな^^
ちなみにすべての夏休みの宿題は8月上旬に終わり、
そのあとは学研ゼミをさせていました。
まとめ
夏休みの宿題は親子の絆が深くなる絶好のチャンスです。
親の学力を子どもに伝授するチャンスでもあります。
子どもが家庭学習をサポートしようとすると嫌がるのは
子どもの学習意欲が問題ではありません。
親子関係そのものに問題があることが多いので、
宿題に取り組む前に親子関係の修復に努めることが
優先になってきます。
宿題に限らず、ここで伝えたポイント
- 結果ではなく努力を褒める
- 取り組むタイミングは本人に決めさせる
- 干渉しすぎない
を意識していきましょう。
特に褒めることは大切です。
しつけるときに叱る方法ばかり使うのは賢明ではありませんが、
子どもなので叱ることが必要な時もあります。
でも、叱ること以上に意識して褒めましょう。
褒めることで子どもへの愛情も一層深まります。
愛情を伝える機会を探してぜひ愛情を示してください。
さくママの場合は行ってらっしゃいと見送る時と帰ってきたときに
ギュッと抱きしめます。
他にもご家庭の生活パターンにあう方法があると思いますので、
是非工夫して愛情を伝えてください。
小学生は素直なので親の努力にすぐに応えてくれますよ^^
親子関係が良いからこそ、大好きな親と一緒に取り組むからこそ
本当は面倒くさい夏休みの宿題も楽しくなります。
そういうもんだと思ってぜひこれからの家庭学習のサポートに
あたってみてください。
せいぜい小学生の間くらいです、子どもの家庭学習を見れる時期は。
中学生になって自我がはっきり芽生えると親の干渉を嫌がります。
つまり親の学力を子どもに伝えられるのは
小学生の時期だけと思っておいた方がいいです。
夏休みは親の学力を伝授する絶好のチャンスです。
参考になれば幸いです^^
ではさくママでした。
P.S
さくママの息子もしている学研ゼミは月額500円から使えて
内容も充実しています♪
学研ゼミの詳細については以下の記事をご参考ください。
→ 学研ゼミを小学生の息子が約3か月続けた結果…⁉正直な感想