さくママです^^
さくママの息子は小学1年生ですがほぼ毎日おねしょします。
4歳の娘は2歳のおむつ外れと同時におねしょもなくなりました。
だから余計に「なんでだろう?」とずっと疑問でした。
「トイレトレーニングの方法が間違っているのかな」
「叱ったせいかな」
と自分を責めてばかりいました。
ですがつい最近、実はおねしょの意外な原因としてADHDが関係していることを知りました!
今回はおねしょやおもらしとADHDの関係についてお伝えしたいと思います。
小学生になってもおねしょしてしまう原因とは
おねしょはトイレトレーニングと同時か、5~6歳の年長児になる頃までには
ほとんどの子どもがおねしょをしなくなります。
夜のオムツ離れができた後でも、時々おもらししてしまったりおねしょしてしまったりは
まあ子どもなのでしょうがない範囲内です。
でも、小学生になっても毎日のようにおねしょしたり、昼間ちびったり、
ザーッとおもらししたりしてしまう子どもはさくママの周囲でときどき見聞きします。
割合として、クラスに1~2人って感じですね。
不思議と男の子に多いですね。もちろんさくママの息子も例外ではありません(笑)
小学生になってもおもらしやおねしょの心配がある人は医療機関を
受診するように言われています。
ごくまれに脳腫瘍や糖尿病・腎盂炎などの病気が隠れていることがあるため、
昼も夜もおもらしやおねしょが頻繁だったりいびきなど気になる症状がある場合は
医療機関にかかりましょう。
まずはかかりつけの小児科に行って、必要なら
詳細な検査ができる病院の紹介を受けましょう。
たいていのおねしょやおもらしの場合、原因は特定できず対症療法になるようです。
おねしょ・おもらしの意外な原因としてADHDがある
ADHDにはさまざまな併存障害がありその一つとして神経性習癖群があります。
ADHDの神経性習癖群の詳細は以下のとおりです。
夜尿・昼間遺尿・遺糞等の排泄障害、チック障害がおもで、一部に夜鷲症、吃音症も見られる。医療受診でADHD児の30%ほどに併存し、大半は加齢にともなって、消失ないし改善が見られる。
参考文献:ADHDの子どもへのサポート&指導事例集
さくママはこれを読んだときに目からウロコが落ちました。
「だからか~!」
さくママの息子はADHDグレーゾーンです。
「その可能性がある」ことを知るだけで、ずいぶんと楽になりました。
「トイレトレーニングの努力が足りないのかな」
「厳しくしたせいかな」
と自分を責めがちでしたが、そうではないことを知るとものすごく気が楽ですね。
ADHDグレーゾーンはこういった情報を自力で集めないと分からないことだらけなので、
孤軍奮闘になりがちです。
同じような悩みを持つ保護者の方の参考になれたら幸いです^^
さくママが実践していること
おねしょ対策としては、使い捨てのライナーを使っています。
布だと経済的ですが、あの臭い(!)と手間のストレスが半端ないのと
息子に優しくなれるために紙のライナーで楽しています^^;
後、気を付けているのは以下になります。
- 寝る前の水分は必要以上に取らせない
- 夕方以降のジュースは禁止
- 寝る前にトイレに行く
- おねしょしても叱らない
おねしょしても叱らないというか、ほぼ毎日おねしょをするので
おねしょについては何も話題にしていません^^;
夏とか、おねしょしなかったときは本人から「おねしょしなかったよ!」と
教えてくれるので、そのときに思いっきり褒めるようにしています。
努力やできたことは大いに褒めることもこころがけています。
≫ ピグマリオン効果で子どもの可能性をグンと伸ばす3つの方法
昼間のおもらしについては、以下を心がけています。
- 出かける前や車に乗る前にはトイレに行かせる
- 授業の後など、節目節目にトイレに行くように言い聞かせる
- しばらくトイレに行ってないときは尿意がなくてもトイレに行かせる
後は、先ほどの参考文献に「大半は加齢にともなって、消失ないし改善が見られる。」とあったので、
いつまでも続くものではないと希望を持つようにしています。(笑)
さくママの周囲で、小学4年生で夜のオムツが外れたケースがあります。
小学生の間は諦めと忍耐の時期だと割り切って乗り切ることですね。
また、いつまでもおねしょが治らないことをきつく怒られ続けたことがプレッシャーで
かえっておねしょしてしまう、おねしょを助長させるケースもあるようです。
おねしょの処理をする身としてつい怒りたくなりますが、
グッと堪えましょう。
まとめ
おねしょやおもらしが小学生になっても続くことでADHDの可能性に気づくパターンもあります。
それはラッキーなことです。
早めに知ることで、適切なサポートができて二次障がいを防ぐことができますから。
発達障害の子どもたちは、
・ 知的発達に遅れがないため、その特徴が周囲から理解されず、不適切な対応が生じる可能性がある
・理解不足により、否定的な評価や叱責等の不適切な対応が積み重なると否定的な自己イメージをもったり自尊心が低下したりする
・そのことによって、情緒の不安定、反抗的な行動、深刻な不適応の状態等を招くことがある
そのような 二次(的な)障害を軽減する 二次(的な)障害を軽減することが重要 である参考文献:発達障害教育情報センター 研修講義
ADHDなどの発達障がいで一番大切なのは二次障がいを防ぐことです。
風邪かな?と思ったとき、早め早めの適切な対応や予防が大切なのと同じです。
発達障がいで一番つらい思いをしているのは本人なので、そのことにいち早く気づき
適切な対応をして二次障がいを防いでいきましょう^^
ではさくママでした。
P.S. 発達障がいがあっても家庭学習習慣をつけられる通信教材を徹底比較しました。
適切な家庭学習のサポートをすることで二次障がいを防ぎ自己肯定感を守り育てることできます^^