デジタル教材のメリットこそデメリット!?
デジタル教材だと、解答後すぐにマル付けされるのが大きな特長で
おうちの方が採点する手間を取らせないとアピールしていますが、
解答後すぐにマル付けされることこそデジタル教材のデメリットだと思います。
慣れてくると間違った解答をした後に表示される答えを暗記して、
自力で考えることなく暗記した解答を解きなおしの時に入力する悪知恵がつきます。
デジタル教材の場合、マル付けをしない分どうしても紙教材よりも親の関わりがなくなり、
慣れてきたら子どもの家庭学習の管理をデジタル教材に丸投げ状態に陥りがちなのが
諸悪の根源です。
家事に育児に仕事に忙しいママパパだと、99%丸投げ状態に陥ります。
人間は楽な方を選んでしまう生き物だからです。仕方ありません。
かくいうさくママだってそうです。
小学校のテストを息子と一緒に見直してみて、国語の文章題が苦手と分かったので
久しぶりにじっくりデジタル教材での家庭学習に付き合っていたときに、
息子が先ほど紹介した解答丸暗記の悪知恵をはたらかせていることが分かりました。
低学年にはデジタル教材よりも紙教材がいい?
うちのタブレットが7インチと小さく
国語の問題が読みにくそうなのも気になっていたので、
紙の問題集を試してみました。
10インチくらいの大きめタブレットだと文字が読みやすいのでご安心ください。
紙教材の方が本当にいいかどうか試すため、とりあえず市販の問題集を購入しました。
最初に買ったものは簡単すぎると言ってやりたがらなくなりました^^;
1年生も終わりに近いけどまだ2年生ではないこの時期に
市販の1年生のドリルは簡単すぎるのは仕方ありません。
そういうわけで以前から気になっていたZ会の問題集をさせてみました。
Z会の問題集は1年生の学習範囲でありながらちゃんと考えないと
簡単に解答にたどり着けない良問ばかりでした。
さくママだけでなく主人も「良い問題だね!」と言っていました^^
画像が暗くて申し訳ないですが、植木算につながる問題です。
小学校ではこういう表現の問題がないので、息子は問題をよく読んで
よく考えて一生懸命に解いていました。
なぞなぞ大好きな息子はすぐにZ会の問題集が気に入って、毎日Z会のドリルで家庭学習しています。
紙教材だからなのかZ会のオリジナル問題だからなのか、
Z会がお気に入りになりました。
「2年生になったらZ会の通信教材を続ける?学研ゼミはどうする?」と聞いたら、
「学研ゼミもZ会も続ける!」
と頼もしいお返事^^
ただ、紙教材だと小学校のお勉強と同じ感覚だからなのか
一つの単元が終わるとノルマ達成!って感が強く、
デジタル教材のように楽しく勉強している様子ではないですね。
結果、勉強時間はデジタル教材の方が長いです。
紙教材だと1単元せいぜい5~10分で終わりますが、
デジタル教材は次々進められるので20分でも30分でも勉強しています。
デジタル教材は本当にダメ?
低学年のうちは、家庭学習習慣をつける大事な時期なので
親子で取り組みやすい(親がサボらずに済む!?)紙教材と
デジタル教材の併用が理想的ですね。
デジタル教材の魅力は何といっても勉強している感がなく
楽しく無理なく家庭学習できること。
家庭学習を習慣づけるために、こういったデジタル教材の
メリットを活かさないともったいないと思います。
家庭学習の始まりが楽しいと、高学年になっても無理なく家庭学習習慣を
持続出来て、やがては一人で自立した家庭学習ができるようになります。
低学年の時期に「家庭学習は仕方なくするもの」など家庭学習に対して
ネガティブなイメージがついてしまうと、高学年になって自我が目覚めると
家庭学習をしなくなってしまう恐れがあります。
何事も最初が肝心です。
デジタル教材のゲーミフィケーションを最大限活かしつつ
デジタル教材のデメリットを補う努力、家庭学習をする子どもを見守りましょう。
ちなみに、自立した家庭学習ができるようになったら
デジタル教材のみでも大丈夫だと思います。
文字の読み書きに慣れてきたら、PCで仕事するほうが早いですよね。
それと同じで、家庭学習の要領を得てきたり文字の読み書きに慣れてきたら
便利なものを使うのは正しく使う限り全然問題ありません。
デジタル教材の授業動画や動画解説など紙教材にはないメリットがたくさんあります。
まとめ
さくママ自身、息子が小学生になりたてで家庭学習を始めたての時は
デジタル教材の学研ゼミで楽しく無理なく家庭学習習慣をつけられたので
学研ゼミには本当に感謝しています。
特に、学校についていくのがやっとの場合や勉強に苦手意識がある場合には
楽しく学べるデジタル学習を試してみる価値はあります。
「家庭学習は楽しい」というイメージが定着すると
自我が目覚める時期になっても無理なく家庭学習を続けられます。
先を見越して、今から無理なく楽しく家庭学習を進めましょう。
学研ゼミは初月無料ですべてのコンテンツを試せるので、
気軽にデジタル教材を試したい方におすすめですね。
また月額500円から始められるので、紙教材と併用しやすいです。